おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



山下達郎氏がいちばん聴いたジョン・メイオールのアルバム『CRUSADE』

 


サンデーソングブック2024年9月8日にて、リスナーからの「達郎さんがいちばん好きなジョン・メイオールの曲」というリクエストに応えて。
オンエアした曲は「OH, PRETTY WOMAN」で、いちばん聴いたジョン・メイオールのアルバムは、この曲が入っている1967年の『CRUSADE』だとコメント。
アマチュア時代に、のちのシュガーベイブのメンバー村松邦男さんのバンドでカヴァーをやったとき、達郎氏がリード・ヴォーカルをとったこともあるそうだ。

 

「Crusade」は、John Mayall & the Bluesbreakersによる4枚目のアルバム。
のちにローリング・ストーンズのメンバーとなるミック・テイラーが参加した初の作品である。
このときミック・テイラーはなんと18歳。
前任のギタリストはピーター・グリーン、エリック・クラプトンなのだから、さぞかしプレッシャーがあったことだろうが、堂々たる弾きっぷり。
若いだけに渋さはあまりないが、艶のあるトーン、淀み無く流れるフレージングが素晴らしい。
ベースはのちにフリートウッド・マックで活躍するジョン・マクヴィー。
ジョン・メイオールがこうした人材を次々と見出しチャンスを与えたことが、ブリティッシュブルース&ロックの発展の土台となったのである。