おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



山本彩のマイ・フェイバリット・アルバム5 ELLEGARDEN「Pepperoni Quattro」

 

NHK-FM「マイ・フェイバリット・アルバム」2025年1月17日オンエア「山本彩が影響を受けたアルバム」より番組中のコメントの一部を書き起こしています。

 

私がELLEGARDENを知ったのは兄の影響です。
私、当時中学生だったんですけど、兄がずっと部屋でELLEGARDENの楽曲のギターの練習をしてたんです。 それを聞いて「なんかいい曲だな」っていうところから聴き進めていって、「いっぱいいい曲あるなあ」って当時はそれぐらいの感じだったんですよ。 
仕事をし始めて改めてELLEGARDENの楽曲を聞き返したりとかするようになって「この曲こういうことを言ってたんや」みたいな、時間が経ってからすごく自分の状況とかにも合ったりとかして、すごく支えてもらって、本当に私はもう大好きで、めちゃくちゃ リスペクトしているっていう感じですね。

当時も知ってる自分でありたかったなっていうところもあるんですけど、でもきっとその時に出会ってたら、今ほどELLEGARDENを好きじゃなかったかもしれない。そう思うと、やっぱり出会うべくして出会ったというか、運命的なものをすごく感じています。

 

1曲目の「Supernova」もね、もう本当にイントロから「来たっ!」てなる。もう何回聞いてもワクワクするというか。

ライブは、私は復活してからのライブには行かせていただいたりとかして、活動休止前のライブは行ったことはないんですが、それでも映像とかでは見ていて。この曲も他の曲もそうなんですけど、ライブでみんなが熱くなるっていうのは私もめちゃくちゃ分かってるので、音源でも聞いただけですごくライブが蘇ると言うか「あーもう楽しい」 「ライブ行きたいっ!」て、そんな気持ちにさせてもらえるところが本当に大好きです。

「Make A Wish」とか、ライブでみんなね、拳を突き上げて大合唱するんです。ライブハウスが本当にひっくり返るくらい。みんなこの曲が大好きだしELLEGARDENが大好きだしっていうのが、 すごく現れる曲ですね。
 歌詞にもあるんですけど、日曜日が終わって帰って行くみたいな。この曲を聞いたら帰れる、逆に言うと聞かないと帰れないみたいな、いい意味で終わらせてくれる楽曲です。


どちらかというと活動休止後にちゃんとしたファンになった私としては「リアルタイムでELLEGARDENを見られるんだ」っていうのは、もうすごく喜びでしたね。
きっと当時から知ってる方とはまた違う喜びというか、当時から知ってる方は再開という感動だったと思うんですけど(再開した2018年は)歴史的な年だったと思いますね。

ヴォーカルの細美さんが別でやられてるバンドと1回フェスでご一緒したことがあって。その時に私が帰ろうとしてたら「細美さんが待ってくれてますよ」みたいな感じでスタッフさんが声かけてくださって。私としては「ええーっ」みたいな。本当だったら自分からご挨拶行きたいけど、でもご挨拶行くのはもうおこがましいぐらいの気持ちで早々に帰ろうとしたら、そうやって声かけてくださって。
「本当にありがとうございます、ずっと好きでした、支えられてました」みたいな感じで声をかけさせてもらったら「もうこっち側に来たんでしょう」って。私がグループからソロ活動をし始めたっていうのを知ってくださっていて「楽しんで」みたいなことをすっごいフランクに気さくに声かけてくださったのは、本当に一生忘れないですね。今も思い出したらちょっと興奮してきましたけど、私の音楽人生でもそうですし、自分自身の人生においてもすごく影響を与えてくれたバンドであり人物です。

 

今までアルバムを紹介するっていうことがなかったので、今回はすごくありがたい悩みだったなという風に思います。
サウンド 面で言うと、めちゃくちゃアッパーでガンって気合を入れてくれる曲もあれば、季節の隙間を縫うようなすごく繊細な楽曲もあって。その繊細さも歌詞だけじゃなくて、ギターとかメロディとかそういうところでも作り出されてるのが本当に好きだなと。
こういう時に聞きたいな、ドライブには欠かせないなとか、本当にいろんなシチュエーションで浮かんでくるのがELLEGARDENだなっていう風に思います。

 

Pepperoni Quattro

Pepperoni Quattro

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