英オフィシャル・チャート・カンパニーは、2021年にイギリスで最も売れたアルバムを発表した。
アメリカとは集計方法や集計期間が違うはずなので、単純に比較できないが、アメリカのベスト10と重なっているのは、オリビア・ロドリゴとデュア・リパの2人だけ。
同じ英語圏で文化的交流も盛んな両国で、これほど違うのかとも思うが、もともとカントリーはイギリスでは全然人気がないし、ラップ/ヒップホップもアメリカほどではない。
その代わり、というわけでもないだろうが、ベテランアーティストのベスト盤がよく売れるのがイギリスの特長。
今回もクイーンとエルトン・ジョンとフリートウッド・マックのベスト盤が入っている。(マックのはベストというより50年間の軌跡というべきか)
この3人に加え、 ABBAの新譜までランクインしており、いったい今は西暦何年なんだという気もするけれど、それだけ長く活躍し支持を得ているのは、素晴らしいことだと思う。
なお、クイーンの「グレイテスト・ヒッツ」は、これまで600万枚以上を売り上げており、イギリスで史上最も売れたアルバムとなっている。
01. Adele / 30
02. Ed Sheeran / =
03. ABBA / Voyage
04. Olivia Rodrigo / Sour
05. Queen / Greatest Hits
06. Dua Lipa / Future Nostalgia
07. Ed Sheeran / ÷
08. Elton John / Diamonds
09. Fleetwood Mac / 50 Years: Don’t Stop
10. Dave / We’re All Alone In This Together
アメリカの2021年間セールスランキングはこちら
<了>