ザ・パス / クッカーズ・クインテット
当代最高のハード・バップ集団の4作目
痛快極まりないバップを、これでもかとばかりに聴かせるザ・クッカーズ・クインテットは、カナダのジャズ・グループ。
これが4作目のアルバムである。
カナディアン・ジャズ・ピアニストの重鎮、バーニー・セネンスキーをゲストに迎えて、音は厚みを増し、グルーヴィーでファンキーなサウンドが満載。
ライナーで原田和典氏は、「In the Paint」を指して“ホレス・シルヴァーとアヴェレージ・ホワイト・バンドが2020年代にバッタリ出会ったという感じ”と記しているが、言い得て妙。
この躍動感たるや半端ない。
沸点の高い演奏に、心地よく煽られたい。
Ryan Oliver- Tenor Saxophone
Tim Hamel - Trumpet
Alex Coleman - Bass
Joe Poole - Drums
Bernie Senensky - Piano
1.Undisputed 05:53
2.In The Paint 05:37
3.Summit 07:57
4.The Path 09:24
5.Blues Down The Stairs 05:01
6.Pockets 04:55
7.Canyon 06:57
8.Don't Look Now 06:05
<了>
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