おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



戸塚祥太さんとマイケル・ジャクソン

 

NHK‐FMで毎週日曜日に放送している「ディスカバー・マイケル」は、マイケル・ジャクソンのヒット曲はもちろん、様々なエピソードを隅から隅まで1年かけて紹介するというコンセプトの番組。
特定のアーティストを1年がかりでというのは、ちょっと記憶にないボリュームだけれど、マイケルならばそれも可能。
MCが日本人きってのマイケル研究家・西寺郷太氏ということもあって、毎回興味深く聞いている。
9月23日放送分のゲストはA.B.C-Zの戸塚祥太さん。
マイケルへの思いを非常に熱っぽく語っていたのが印象的だった。
その一部をここに書き起こしておく。

 

(マイケルを知ったきっかけは)

「I'll Be There」とかは中学生のときから聞いていたけれど、マイケルの映像はなかったんです。
はじめて僕が映像を観たのが「ライヴ・イン・ブカレスト」だと思うんですけど、あれを観て「なんだこれは!」と思って。
観たのはハワイのジャニーさんの家です。17歳、18歳のころですね。
家の中にホームシアターみたいなのがあって、マイケルのDVDがずらっとおいてあって。
ジャニーさんが「ああそれはヒガシくんのだよ」とか言って、そのときのジュニアの仲間と観ていたんです。
A.B.C-Zのメンバー、Hey! Say! JUMPのメンバーもいたかな。みんな大興奮ですよ。
PVとかもそのときずらっと観ました。勉強会のように。
10代の男の子もとりこにしちゃうインパクトが「すごい!」と思いました。
単純にすごいなカッコイイなと惹きつけられました。
めちゃくちゃ直で影響を受けましたね。

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という話に続いて、戸塚さんの選んだマイケルの曲が、次の3曲。

「Smooth Criminal」Michael Jackson

「Don't Stop 'Til You Get Enough」Michael Jackson

「Jam」Michael Jackson

 

そのあとA.B.C-Z「Moonlight Walker」のオンエア。
戸塚祥太さん、西寺郷太さんによる「People Of The World」のスタジオ・ライヴなどがあり、番組はエンディングへ、

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(戸塚さんにとってマイケルとは)
僕にとってのマイケル・ジャクソンは不滅ですね。
自分自身、何か新しい作品に取り組むときとか、やはりどこかで、マイケル・ジャクソンの存在というのは精神的な支えと言うか、それくらいのレベルで影響があることなので。
マイケルも逆境の中、すべてを打ち砕いて勝ってきた。それには血がにじむような努力があってと。
そのストイックさは、自分が負けそうになったときに「ダメだよ、こんなんじゃ」「もっと頑張れ」と言われているような気がして、それで頑張るというところもあるので。マイケルの存在はでかいです。

 

そして番組の最後に戸塚さんが選んだ曲。

「I'll Be There」The Jackson 5



<了>