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【JAZZ新譜】パット・メセニーが気鋭の若手を起用した新プロジェクト Side-Eye NYC (V1.IV) / Pat Metheny (2021)

サイド・アイ NYC (V1.IV)  / パット・メセニー

SIDE-EYE NYC (V1.IV)

SIDE-EYE NYC (V1.IV)

  • アーティスト:PAT METHENY
  • ADA/BMG/MODERN RECORDINGS
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デビュー以来、約35年間、ジャズシーンの第一線を走り続けるパット・メセニー。

リーダーアルバムは30作以上を数え、60歳代後半になっても、創作意欲は1ミリも衰えることはない。

それを見事に示したのが、このアルバム。

メセニーによる〈SIDE-EYEプロジェクト〉という試みによるもので、これはメセニーが高く評価する新進気鋭の若手ミュージシャンを集めて、新曲のほか過去の自作曲を採り上げている。

メンバーはパットのほか、キーボードのジェイムズ・フランシーズとドラムスのマーカス・ギルモア。

ベースがいないが、パットはベースも担当しているようだ。

曲想はバラエティに富み、ヴィンテージな感じのオルガントリオもあれば、プログレぽいスペイシーな演奏もある。

かつてマイケル・ブレッカーやエルヴィン・ジョーンズと共演した「Timeline」など自作曲のセルフカヴァーもあるが、解釈・アレンジが大きく変わっている。

若手の登用は自身の刺激にもなっているようで、パットのギターは、実に溌剌として冴え渡っている。

 

 01. It Starts When We Disappear
02. Better Days Ahead
03. Timeline
04. Bright Size Life
05. Lodger
06. Sirabhorn
07. Turnaround
08. Zenith Blue

 

<了>

 

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