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【JAZZ新譜】カマシ・ワシントンも2曲参加した「スラッシュ・メタル・ジャズ」 Seven / Cameron Graves (2021)

セヴン / キャメロン・グレイヴス

Seven

Seven

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カマシ・ワシントンの、そしてスタンリー・クラークのグループのピアノ奏者として注目度を高めてきたキャメロン・グレイヴスの、これがセカンドアルバム。

メンバーには、同じくスタンリー・クラークのバンドで活動するドラマーのマイク・ミッチェルが参加。

二人とも轟音のプレイで知られ、このアルバムもまた当然のように、良くいえばダイナミック、悪く言えば、クソうるさい。

もちろん技量は当代屈指なので、ただ豪快なだけでなく、細かなキメ技の数々は圧巻。

スタンリー・クラークの元で腕を上げてきた二人ゆえ、80~90年代的のフュージョンを継承し、現代にアップデイトしようという意志はわかる。

さらにそこに、スラッシュメタルとイマドキのジャズを融合させたようなテクニックを持つギタリスト、コリン・クックが加わった。

本人が言ったのか、リリース元が掲げたのか知らないが、ついたネーミングが「スラッシュ・メタル・ジャズ」。

らしい言葉を並べただけのような気もするが、たしかに、そう呼ぶにふさわしい音だ。

変拍子をもとともせず突っ走りながら、ピアノはブロックコードを高速で連打し、ギターは鋭角的にうねりまくる。

カマシ・ワシントンも2曲で参加しており、これも注目。

 


1.Sacred Spheres
2.Paradise Trinity
3.Sons of Creation
4.Seven
5.The Life Carriers
6.Super Universes
7.Red
8.Fairytales
9.Master Spirits
10.Mansion Worlds
11.Eternal Paradise

<了>

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