おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

山下達郎サンデーソングブック 2019年12月22日「年忘れ夫婦放談1」書き起こし

 

番組恒例の年末企画、山下達郎さん、竹内まりやさん夫妻の対談を書き起こしています。お知らせなどは割愛しています。

1.クリスマス・イブ / 山下達郎 '83
2.すてきなホリデイ / 竹内まりや '01
3.SPECIAL DELIVERY ~特別航空便~ (LIVE) / 竹内まりや "81/08/25 中野サンプラザ"
4.WINTER LOVERS / 竹内まりや '01
5.SMOKE GETS IN YOUR EYES(LIVE) / 山下達郎 "19/08/17 神奈川県民ホール"
6.RECIPE(レシピ) / 山下達郎11月27日発売ニュー・シングル
7.THE CHRISTMAS SONG / 竹内まりや '92
8.HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS / 山下達郎 '93

 ※ネット上の音源への貼り付けはありません。

 

達:毎年、暮れは恒例でございます。
もう二十数年続いております、竹内まりやさんゲストの『年忘れ夫婦放談』でございます。
ま:こんにちは。まりやです。よろしくお願いします。
達:納涼夫婦放談、年忘れ夫婦放談、だいぶ繰り返して参りましたが。
ネタはいつも同じでございます。
ま:でも、ほんとに51本のツアー、お疲れさまでした。完走できて私もほっとしました。
達:なんとかね(笑)
ま:最初ね、難波さんの病気から始まったので、でも大事に至らなくて。
もうメンバー、スタッフ、みんなが元気でまわられたというのが、ほんとに何よりです。
達:途中で風邪ひいたりしましてですね。
ま:そうね、風邪もあったけれど、振替公演もできたし。新しい渋公も体験できて。
達:まったく。
ま:熊本のね、最終日、くまモンにも登場してもらって。
達:時代がどんどん進んでいきますね。
ま:お疲れさま。
達:22日なので、クリスマス直前なので、クリスマスものを中心に今日はいってみたいと思っております。
今年は竹内まりやさん40周年でございます。いろいろと活動がありましたけれども。
ま:忙しかったですね。でも充実してました。
達:そういう感じで、まだ紅白歌合戦とか残っておりますが。
ま:大晦日に仕事するって、40年ぶりくらいかな?
達:(笑)
ま:レコード大賞新人賞以来かもしれない。
達:そういうような話をですね、今週来週いってみたいと思います。
クリスマスの前ですので、今日も「クリスマス・イブ」をお聴きいただきます。
たくさんたくさんリクエストをいただきました。

クリスマス・イブ / 山下達郎

すてきなホリデイ / 竹内まりや

達:この「すてきなホリデイ」は01年の作品です。
これもKFCのCMでなんと20年近く。
ま:もう20回近く流していただいて、ありがたいですね。
KFCも来年で日本上陸50周年だそうです。
達:なるほどね。クリスマスシーズンでございます。リクエストもたくさんいただきました。
ま:ありがとうございます。
達:季節がもう冬になってきましたが、(お便り)『横手はわずか2、3日で85センチもの積雪になり、全国ニュースになってしまいました。雪と戯れ無邪気に遊んでいた時代が懐かしいです。
毎年の決まり文句は「横手は大好きだけど、冬はなぁ」です。
これからの3ヶ月半は朝も夕方も雪との闘いです。
先日、職場に東京の方がいらっしゃり、えらく雪に感動して写真撮影に夢中でした。
私は内心「ひと冬ここで生活してみて。この雪全部持って行ってくれ」と叫んでしまいました。
毎日の雪かきが運動だと思って頑張ります。』
ま:雪深いところの人は、そうなんですよ。
私たちは珍しいから、結構子ども心にもどってね、写真撮っちゃいますよね。
達:だから香港の人とかね、北海道行って感動するとかありますよね。
ま:わかる。たまーにだから、いいんでしょうね。
私のほうも(お便り)『さて、サンソンはハガキのみでリクエストを受けつけていますが、まりやさん、達郎さんはラジオ番組にハガキでリクエストをされたことはありますか。よろしければ教えてください。
サンソンはこれからもハガキ・オンリーでお願いします。』
私、ないんだ。リクエストしたこと(笑)
達:私、ありますよ。
ま:どこの?
達:「パック・イン・ミュージック」ってTBSのね、 八木誠さんの番組。
ま:何歳くらいでした、それ?
達:高校生ですね。高校入ったくらい。
ま:けっこう、しゅっちゅう出しての?
達:しょっちゅう出してました。
ま:たとえばその時何を?
達:うーんハプニングスとかね(笑)
ま:へぇ~めったにかからないような曲をやっぱりリクエストしてたのね。
それ、取り上げられにくいでしょ?
達:ハガキは一度も取り上げられたことない。
ま:やっぱ、マニアックすぎでしょ(笑)
達:八木さん、中村とうようさん、 福田一郎さんのパックが、三大パーソナリティーで。音楽関係ね。
その他は、野沢那智さんとか、ああいう、いわゆるバラエティ路線っていうかそういう方で。音楽は、その三羽カラスが。
ま:電リクもしたことあるでしょ?
達:電リクはね、けっこうかかりましたよ。文化放送の「ハロー・ポップス」
ま:そのころからラジオ少年だったんだね。
達:そうですよ。だって、テレビで音楽なんか聴けないもん。特に洋楽は。
ま:なるほどね。
達:「オールナイトニッポン」でね、日曜日は生電リクだったの。当時ね。
そのときにね、必ずビルボードのその週のベスト3をかけるコーナーがあって。
そこに電リクいれれば、かならず名前呼ばれるんだよ。
何週間も呼ばれ続けて、そのうちシカトされました(笑)
ま:こいつ、しつこいなって思われたんじゃないの(笑)
達:調べているなと思って。
ま:(お便り)『お二人に質問があります。
今年、一番困ったことや、あせったことは何ですか。
ライブの延期などじゃなく、他のことでできれば教えてください。
ちなみに僕が今年一番困ったのが、携帯とパソコンが同時に壊れて買い替えたことです。』
私は、あせったのはね「ターンテーブル」の発売週にNHKホールで達郎のライブみてたら、途中でスタッフがやってきて「あのぉ、サイン色紙が足りなくなるので、今から楽屋に戻って書いてください」って言われて。うわぁ~って、終演まで書いて。
達:初めて聞いたよ。
ま:全部書いたのが8000枚だったの。腱鞘炎になるかと思った(笑)
でもおかげさまで。
達:そんなに書いたんだ。おれ、6000ちょっとだからね、今年。
ま:毎日、ダイニングテーブルで少しずつ書いてたんだけど。その日ね、もう売り切れちゃって。
達:代筆だろうとかそういう話ありますよね。
ま:絶対、代筆しないから。
達:しませんからね、うん。
昔、某ミュージシャンのサインをもらったら、本物がいいですか?代筆がいいですか?って、聞くなって!ほんとに。
ま:達っつぁんの真似やすいけどね。
達:簡単なほうが、真似しにくいですよ。
ああいう昔の芸能人の、ふぇ~みたいな、ああいうのは真似しやすいの、逆に。
誤差がね、それほどわからない。なんの話をしてんだ(笑)


ま:(お便り)『達郎さんとまりやさんが日ごろ実践されている健康法がありましたら教えてください。ちなみに私は、朝、昼、晩と足ふみ運動をすることと、バナナ、夜キムチを食べることです。』
朝は、バナナ、夜はキムチだそうです。
達:朝バナ、夜キム?
ま:私、最近、ひとつ見つけたんですよね、ずるなエクササイズ・マシーン。「ドクターエアー」っていうんだけど。
テレビみながら15分間そこに乗ってたら、すごい振動で動いてくれるの。
それで、このへんの脇腹の脂肪とかをね燃やしてくれるの。
達:女の人は、ああいうの好きだねぇ。
ま:でも私、3日坊主なのに、これだけは続いてんですよ。
達:さあ3ヶ月続くでしょうか(笑)
ま:って言っている達郎が昨日乗っているのを、私は見てしまった(笑)
達:ははは(笑)
ま:気にしてんだ、おなかまわりを(笑)
達:試しただけだよ。
ま:ちょっとね、ツアー終わったらおなかまわりも絶好調にふくよかになられたり(笑)
達:しょうもない。
ま:しょうもなくない(笑)

SPECIAL DELIVERY ~特別航空便~ (LIVE) / 竹内まりや

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達:去年から今年にかけて40周年なので、RCA時代のカタログがリマスターされまして発売されました。
ま:やっとね。リマスターがそろいました。
達:RCAのラストアルバム「ポートレイト」、81年の作品。そのなかに入っています。
ま:ボーナストラックでした。
達:81年の8月25日。中野サンプラザ。
ま:ぐっちゃんのドラムと、青山徹さんのギターと、そんな感じだったと思います。
達:武部くんがやってくれていた。今や大プロデューサーの武部くんがキーボードを弾いています。
ま:懐かしいライブでした。
達:(お便り)『最近スーパーに行くと、目につくものは、白菜、きのこ、水菜、ネギ、またメニューが限られたものばかりのマンネリに陥ってしまっております。
夏もお助け頂いたのですが、今夜のメニューもお助けください。
さあ、今夜何食べたい?』
ま:(笑)この前、なんだったっけ?
達:思い出してください。
ま:そうめん食べたいって言ったんだよね。それで蕎麦食べて帰ったんだ。
達:今日は?
ま:今日はね、みんなでイタリアン食べたいな(笑)
達:ははは(笑)家で、でもイタリアン作るのたいへんじゃないですか。
ま:あ、そうか家でね。でも、パスタとかだったら。パスタと、ちょっと前菜くらい。
達郎氏:でも、この白菜、きのこ、水菜、ネギで。
ま:やっぱ鍋とかになっちゃうよね。
でもね、今クックパッド見るとね、その材料だけぱっと入れてみると、それに適したおいしいメニューが出てくるのよ。
達:きのこのパスタだったらね、なんとかなるんじゃないですかね。
ま:白菜とかも、このあいだ娘が作ってくれた、ほんだしいっぱい入れてね、白菜ときのこだったかな、スープ作ったら、むっちゃおいしかったの。
けっこうクックパッドみると、いいかもしんない(笑)
達:時代は変わるよね、ほんとに。
ま:時短料理?でも、おいしいの。
達:なかなかすごいよね。ネットは。


ま:(お便り)『今年放送されたまりやさんのNHKの特番で、まりやさんが着ていたMのニットがとてもすてきでした。私はMという名前なのでMの文字に反応してしまいました。とてもすてきだったので同じニットを着たいです。
まりやさんの着ていたMのニットのメーカーを教えていただけないでしょうか。』
と、あるんですけれども、これはですね、私の知り合いのニットデザイナーの末永津喜子さんという方に特製のハンドメイドで作っていただいたもので。
この方の旦那様が達郎のステージ・プロデューサーという、不思議な知り合いなんですけども(笑)「tsuki.s」というブランドの。
達:もともとnorikoike/ノリコイケというニットの人ですけども。
ま:達郎がかぶってる帽子とか、ふだん着ているセーターも、このtsukiちゃんのお手製というかオリジナル製品なんですよね。
達:売ってないんですよね。
ま:そうなんですよ、非売品なので。
達:非売品というか、販売用に作ってないので。
ま:ということで、ゴメンナサイ。


達:「Winter Lovers」にリクエストいただいてます。
ま:ベストに入らなくて残念だったんだけど好きな曲です。
達:これも01年の「ボナペティ」収録。

WINTER LOVERS / 竹内まりや

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達:このころは自分でドラムを叩いてました。
ま:そうだね。
達:ベースが伊藤広規で、キーボードが難波くんなんで、3人ライブの(笑)
でも最近、年ですからドラムやめました。脚力がもう全然だめで(笑)
ま:でも、達っつぁんのドラムでしか表せないグルーブというか音像はあるんだよね。
達:60年代、ベンチャーズですか。
ま:あとオカズですね。
達:もういまは、そういう風に演る人は誰もいませんから。
ま:往年のパターンが私好きなんです。
達:プロツールスじゃないので、厚い空間構成がいまは作れないです。歌の抜け方とか。
ま:エコー感とかもね。
達:このエコー感、いまはでないです。しょうがない。
次は今回の「クリスマスイブ」のエクストラトラックです。おまけ。
ま:ぜひ聞きたい、これ。
達:昔からやってるんですけど。
ま:でも今年のライブだもんね。
達:そうです。今年の8月17日、神奈川県民ホールでのライブから。リクエストもいただいてます。

SMOKE GETS IN YOUR EYES(LIVE) / 山下達郎

 

ま:この神奈川県民、私も実際に現場で見ましたけれど、お客さんも暖かくて、達郎の声も絶好調で、本当にいいライブヴァージョンですね。
達:もう20年くらい歌ってますけど、昔より声がちょっと悲しくなってきた。
ま:なんか深いんですよね。
達:やっぱり年をとらないとダメです。そういうところはね。
ま:切ない詞だしね。
達:サステインとかアタックとか年とってるから少し衰えてるけど。
ま:でも最後のロングトーンの直前のブレスというか、ちゃんと最後まで伸びるかなとか不安とかはないの?
達:(笑)ありますよ、常に。
ま:これGフラットだっけ。
達:Gシャープ。
ま:Gシャープが出なくなったら、もう歌わないというバロメータだっていうじゃない。この曲が。
達:自分の声がいちばんきれいに通るのがGシャープなのでね。だから必ず曲を作るときにはGシャープでクライマックスを作るようには作っている。
例えば「レシピ」なんかでも、「しあわー」あそこもGシャープで。
ま:でもこれはすごくいいライブヴァージョンでしたね。
達:おかげさまで。


達:ライブでずっと申し上げておりましたとおり、来年はホールツアーはないんですけども、レコーディング、その他いろいろですねスタジオ作業をする予定なんです。
月に1回、アコースティックライブを行います。
3月から始めまして11月まで。8月だけお休みで。8か所16本。ライブハウスにてアコースティックライブを行います。
チケット、これから発売になりますが、受付期間等の詳細はですね、来年になってからあらためてお知らせしますが、本日、場所と日程だけホームページに掲載いたします。
山下達郎オフィシャルサイトにてご確認ください。
ま:高円寺JIROKICHI なんて、めちゃ久しぶりなんじゃない?
達:初回が高円寺JIROKICHIです(笑)
45年ぶり。75年にやってから。
ま:何人入る?ここは。
達:70人くらいかな。
ま:うわぁすごいね。熱いライブになるね。
達:JIROKICHIも45周年なんですよ。なのでそれの一環です。
竹内まりやさん関連ですが、何度も申し上げておりますけれども、今年の「紅白歌合戦」、初出場でございます。
ま:舌、まわってない(笑)
達:(笑)
ま:はつちゅつじょー(笑)
達:突っ込むなよな(笑)
来週また、直前なので、あれしますけれども。「いのちのうた」でございます。
ま:みなさんからの熱いリクエストにお応えしたいというのもあったんですけども。
個人的にね、いろんな意味でのみなさんへの恩返しだと思って、今回歌わせていただこうと思います。がんばります。

 

達:今日は日曜日ですので、「グランメゾン東京」、ラス前かな?来週の最終回も楽しみです。
ま:このあいだ木村くんから珍しくメールが来て「きみのため♪」の前の演技のタイミングを図りながら現場の役者全員で全力でやってますって。
だからタイミングのときの表情があるんじゃないですか。
達:ありがたいことですね。

RECIPE(レシピ)/山下達郎

 

達:来週がいよいよドラマの最終回です。
ま:達郎は脚本を読んだから、エンディングはわかってんだよね。
達:わかってますよ。
ま:言わないでね。
達:言いませんよ、絶対に。
でも曲を書いたときは準備稿しかなかったんですよ、まだ。だからストーリーの展開も全くわかんなくて、決まってなかったのかな。憶測で書くしかない。
ま:二人で久しぶりにフレンチレストランに行ったじゃない。
達:うん。
ま:そしたら、シェフの人たちが「みんな毎週みてます」って言ってたもんね。
達:フレンチがなんか、やっぱり、盛り上がってる!業界がね。
ま:役者さんたちの、チームの料理の作り方の動きとかが、すごい勉強になるんですよって、シェフの方がおっしゃってた。
達:言ってたね。
やっぱり、若い人が、人材不足だって。どこも同じで、あらゆる業界が同じなので。
あれでフレンチが活気づけばいいなって、監修をしてる方がおっしゃってたけどね。
ま:なるほどね
達:どこも、やっぱり人材不足。
ま:でも、みんな料理の仕方とか習って、えらいよね。
達:全員、特訓したっていいますからね。すごいですね、役者さんは(笑)
ま:ほんとに、尊敬する。


達:てなわけで、今日はこのへんで。来週は、今年最後のサンソンでございます。
年忘れ夫婦放談でございます。
竹内まりやさんの、今年1年の40周年の総括でいってみたいと思っております。
今週は前倒しで録っておりますので、来週、いただいても間に合わないので。
でも、たくさんお便りいただきましたので。
今日、読み切れないくらいでございますのでですね。
年末は、それでお願いしたいと思います。
今日の最後は、クリスマス前なので、いつものように(笑)
また来年もよろしくお願いします。
というわけでクリスマス・メドレー。
竹内まりやさん、来週もよろしく。
ま:よろしくお願いします。

The Christmas Song/竹内まりや
Have Yourself a Merry Little Christmas/山下達郎

 <この項おわり>