おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

山下達郎サンデーソングブック 3月10日「リクエスト特集」

 

達郎氏による曲の解説部分を書き起こしています。インフォメーションやリスナーからのメッセージは割愛しています。 ネットに音源があるものは張り付けていますが、オンエアされた音源とは異なる場合があります。

----------------------------------------- 
東日本大震災から8年が経ちました。
不思議なことに年月が経ってきますと、かえって、あの頃の記憶が鮮明によみがえってくる感じがします。
年を取ったせいかもしれませんけれども。
なかなか復興が、滞っているところもありますので、まだまだ我々のやることは、たくさんあるという感じがいたします。
引き続き復興を陰ながらお祈り申し上げるとともに、我々ができることをやっていきたいと思っております。

 

1.希望という名の光/山下達郎 2010

希望という名の光

希望という名の光

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 明日11日が、東日本大震災から8年です。
前日ですので、全国でいろいろな催しといいましょうか、そういう活動が行われている中ですので、ちょっと、大人しめ、静かめの曲で選曲をしました。

2.Never My Love/The Association 1967


アソシエーションの1967年の大ヒット・ナンバーです。

 

今年の1月2日にキャプテン&テニールのダリル・ドラゴンが亡くなったので、リクエストをたくさん頂きました。
タイミングを逸しましたが遅ればせながら、キャプテン&テニールの実質的なデビューソングですが、発売当時はヒットせず、その後、人気が出てから再発されベスト10ヒットになりました。
1974年の「THE WAY I WANT TO TOUCH YOU」。邦題は「君こそすべて」。

3.The Way I Want To Touch You/Captain & Tennille 1974

 

ジャクソン、ミシシッピーの黒人女性シンガー、ドロシー・ムーア。
彼女の出世作で1976年全米ソウル・チャート2位、全米3位の「MISTY BLUE」。
もともとカントリー・ソングで、ジョー・サイモンが最初に取り上げましたが、このドロシー・ムーアのほうが遥かに上回るチャートアクションで、ドロシー・ムーアの代表作、当時のサザン・ソウルの代表曲の一曲です。
“あなたと別れてから随分時が経ってしまった ようやくあなたのことを忘れられそうだけど あなたのことを思い出すと涙がこみ上げてきて 悲しみの海に沈んでしまう あなたの名前を口にするだけで 未練がましい思いが再び熱く燃え上がる”そういう失恋の歌です。

4.Misty Blue/Dorothy Moore 1976

 

 トム・ウェイツのチャートアクション調べてみたらシングルヒットは一つもないですね。
アルバムもそんなに高いチャートアクションのものはありません。日本ではすごく人気がありますが.....
トム・ウェイツの1974年のセカンド・アルバム「THE HEART OF SATURDAY NIGHT」。
これプロデュースはボーンズ・ハウなんですね。ということは今日アソシエーションと2曲ボーンズ・ハウ。曲調に比して比較的明るい歌です。

5.San Diego Serenade/Tom Waits  1974



 次はモズレー&ジョンソン。
マラコ(レコード)関連のソングライター・チームです。サム・モズレーとボブ・ジョンソン。
マラコの人たちにたくさん曲を書いています。
1987年にこの二人組で自分たち名義のアルバムを出しました。「MOSLEY & JOHNSON」
2014年に世界初CD化されました。その中から「RUNNIN' IN AND OUT OF MY LIFE」。
ソングライターでも歌のうまい人はうまい。 

6.Runnin' In And Out Of My Life/Mosley & Johnson 1987



 次は「YOU'LL LOSE A GOOD THING」。
オリジナルはバーバラ・リンで1962年全米NO.1。バーバラ・リンは黒人女性シンガーで彼女の作詞作曲で歌われるナンバーです

7.You'll Lose A Good Thing/Barbara Lynn 1962



  次のパッチスは全くバイオがわかりません。ロングビーチ出身の黒人ヴォーカル・グループということしかわからない。1982年のシングルです。

8.I'm Gonna Make This World A Better Place/Patches 1982



 

ディズニーの「ダンボ」、我々にはお馴染みですけれども、ティム・バートン監督で実写で映画化されまして3月29日に公開になります。
「ダンボ」の日本版エンドタイトル「Baby Mine」、これを竹内まりやさんが担当しております。
「ダンボ」は1941年の映画でけれども、その中で一番有名な歌でございます。

ちっちゃな子供のダンボですが、ご存じのように、耳が大きいといじめにあって。
その母親がですね、子供に対する愛情を歌う、そういうような歌です。
いろんな人に世界中で歌い継がれて。なんてったって41年の歌ですから。
これをですね、今回エンドタイトルで担当するにあたりまして、竹内まりやさん自ら歌詞の翻訳監修やっております。あたらしい詩で披露することになります。
ちなみにアレンジを手掛けておりますのがスウェーデンの作編曲家でAnders Dannvikという人です。この人のオケに私がコーラスを足してミックスをました。
そのへんもお聴きをいただければと思います。

9.Baby Mine/竹内まりや 2019  

 

<了>