おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



山本彩のマイ・フェイバリット・アルバム1 アヴリル・ラヴィーン「Let Go」

 

NHK-FM「マイ・フェイバリット・アルバム」2025年1月20日オンエア「山本彩が影響を受けたアルバム」より番組中のコメントの一部を書き起こしています(写真は番組ホームページより)

 

私がアヴリル・ラヴィーンを知ったのは、 小学校高学年、多分 4年生か5 年生とかぐらいだったと思うんですけど、母から「こういう人がいるよ」ってミュージックビデオとかを見させてもらったのがきっかけです。

その時期はずっと車に乗ってる間もアヴリルの曲しか聞いてないぐらいで、特にこのアルバムは本当にずっと聞いてたなっていう思い出があります。

このアルバムに収められている「Complicated」は、私が初めて洋楽を歌った...当時音楽スクールに通ってたんですけど、歌の課題曲みたいな感じで練習してた曲。

まだ小学生で英語もあんまわかんないので、お母さんが全部カタカナに歌詞を書き換えてくれたりとかして、 和訳とかの意味まではまだわからないにしても、発音とかそういうところをカバーして、お母さんが書いてくれた歌詞を見て覚えたりとか。

なので小学生の時にこのアヴリルを聞いてたから、洋楽というか英語とかもなじんだみたいなのもあったのかなって思いますね。

初めてライブを見に行ったのもアヴリルだったんですよね。

だからすごく自分にとってやっぱり大きな存在だなっていうのを改めて思います・

 結構世間的なパブリックイメージで言うと、ポップなロックの印象かなと思うんですけど、このファーストアルバムだと、結構そのイメージとはちょっと違うダークなというか、ちょっと湿った感じのサウンドが多い曲もあったりとかして。

私はそういった一面も大好きなので、そういうところでもこのアルバムはやっぱり特別な1枚だなっていう風に思いますね。 

 

私はやっぱ影響を受けたところで言うと、もう今の自分のスタイルがまんまそうなんですけど、私は基本的にエレキギター...アコースティックギターももちろん弾くんですけど、エレキをメインにバンドを背負って普段 ライブをやらせていただいていて。

エレキを持ってドーンとロックを歌う、ストレートなポップロックを歌うっていうのが私の今の音楽スタイルなので、ベースといった部分って言うと、本当にアヴリルから受けた影響っていうのが、とにかく強いですし、そのまま現れてるんじゃないかなっていう風に思います。

楽曲はアヴリルを意識して作ったみたいな楽曲もあるはあるんですけど、そうじゃない曲ももしかしたら無意識のうちにアヴリルから受けた影響が宿ってるものもあったりとかするのかなって。

 

やっぱりもう10年以上前とかのアルバムになるので、声とか若いなっていうところもあったりとかして、その若さと当時の楽曲とのマッチ感みたいなところもなんかいいなと思います。

やっぱロックを歌う上でこの抜ける声って言うんですか、突き抜ける声、バンドサンドに負けない声、むしろ味方につけるようなね声っていうのが、本当にロックシンガーだなって憧れと言うか羨ましいなって思うところですね。

私もロック好きで、自分で歌ったりとかはするんですけど、タイプは全然違うかなって思うので、こういうカーンって抜ける声っていうのはすごくロックに合ってますし、私も目指したいなと思っているところですね。

 

10代20代の時とかに聞いたアルバムって一生残るんだなっていうのを考えさせられるようになりました。

当時はただただ好きで聞いていたものだったりとか、なんとなく聞いていたものが、実はすごく自分の中に残っていて。

私の場合は音楽をやっているので、それがもう必然的に影響が現れるんですけども、そうじゃなかったとしても、いつかふと思い出して「あ、そういえばこの曲のここすごいいいな」とか「この歌詞めっちゃ今の自分に刺さるなあ」みたいなとかあったりとかするのがいいですね。

Let Go

Let Go

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『Let Go』は、2002年にリリースされたアヴリル・ラヴィーンのデビューアルバム。

アルバムチャートでは全英で1位、全米で2位。世界で2000万枚のセールスを記録。

このとき彼女はまだ17歳。10代の新人のデビュー作としては破格の成功を収めた。