おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



Refuge / George Cotsirilos (2022)

レフュージ / ジョージ・コツィリロス

Refuge

Refuge

  • OA2 Records
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サンフランシスコを代表するギタリストの6作目

数十年にわたりサンフランシスコのジャズ・シーンのキーパーソンであるギタリスト、ジョージ・コツィリロス。

1951年生まれなので、70代に入ったベテランだが、少し変わったキャリアの持ち主である。

カリフォルニア大学バークレー校の学生だったころ、ブルースギターにはまり、大学を休学しブルース・バンドで演奏するようになった。

しかしギターでは生活できないため、ロースクールで学び、公選弁護人の助手になり、サンフランシスコで刑事弁護の事務所を設立して成功を納める。

その後、カリフォルニア大学バークレー校、つまり母校のロースクールに就職し、そこで15年間、刑事裁判の実務を教えた。

つまり法律家として十分に成功したわけだが、ギターへの情熱は冷めてはおらず、1995年プロとして活動をスタート。

2003年、初のリーダーアルバム『Silenciosa』をリリース。

順調に活動を続け、本作が6枚目のアルバムである。

このアルバムの10曲はすべてコツィリロスのオリジナル。

ソウル・ジャズあり、フュージョンあり、ブルースあり、バラードあり、ストレートアヘッドありと多彩だが、彼の演奏は一貫して端正で品があり、洗練度が高い。

アメリカでも支持を集めているようで、JazzWeekで24位まで上がっている(2022年8月)

 

George Cotsirilos - Guitar
Keith Saunders - Piano
Robb Fisher - Bass
Ron Marabuto - Drums

1. Devolution 4:58
2. Refuge 6:03
3. Planet Roxoid 4:44
4. Igualmente 5:44
5. The Three Doves 6:48
6. Slacker 5:14
7. Aftermath 4:36
8. A Faint Light 6:29
9. Smoke Signal 6:09
10. Let's Make a Break for It 6:22