スティーリー・ダン フォロワーの最右翼、ドン・ブライトハウプトのソロ・ユニットであるモンキーハウスの新譜が、米Billboardジャズチャート（2019年8月10日付）初登場19位にランクインした。
ジャズという分類がふさわしいかどうかは、いささか微妙ではあるが、こうしてチャートインすることで注目されるのは、よろこばしい。
ニューアルバム『Friday』は前作から3年ぶり。
前作の『Left』については、以前にこのブログでも紹介した。
今回は、ウォルター・ベッカーのソロ・カヴァー「ブック・オブ・ライアーズ」、マンハッタン・トランスファー参加の「ジャズ・ライフ」などが要注目。
また、本家スティーリー・ダンの人脈であるドリュー・ジング(g)やマイケル・レオンハート(tp)も参加しており、楽曲と演奏の水準は高い。
- アーティスト: モンキー・ハウス
- 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
- 発売日: 2019/08/09
- メディア: CD
1. 10,000 Hours
2. Nine O'Clock Friday
3. Shotgun
4. Welcome To The Rest Of The World
5. Book Of Liars
6. The Jazz Life
7. I'll Drive, You Chill
8. Say It For The Last Time
9. When The Mud Men Come
10. Because You
11. Brainyard
12. Island Off The Coast Of America
13. Echo Park Blues [日本盤ボーナス・トラック]
デジタル配信は7月下旬からはじまっていたが、日本盤CDのリリースは8月9日である。
シングルヒットが出るタイプの音楽ではないので、ラジオでもあまりかからず、耳に触れる機会は少ないかもしれないが、Spotifyでも聴けるので、ぜひチェックしてもらいたいと思う。
＜了＞
