アメリカの経済誌『Forbes』が、亡き著名人らの1年間(2021年11月1日~2022年10月30日)の収入をもとにした長者番付<The Highest-Paid Dead Celebrities Of 2022>を発表した。
これは保有している「財産」ではなく、上記期間の「収入」である。
1. J.R.R.トールキン(作家)
2. コービー・ブライアント(元プロ・バスケットボール選手)
3. デヴィッド・ボウイ
4. エルヴィス・プレスリー
5. ジェームス・ブラウン
6. マイケル・ジャクソン
7. レナード・コーエン
8. ドクター・スース(絵本作家)
9. ジェフ・ポーカロ
10. チャールズ M. シュルツ(漫画家)
カッコ書きで職業の書いていない人は、すべてミュージシャン。
去年の1位はロアルド・ダールだったが、これは『チョコレート工場の秘密』など氏の一連の作品の権利をネットフリックスに売却したため。
今回の1位のトールキンは『ロード・オブ・ザ・リング』で知られる作家だが、こちらも権利を売却して巨額の収入を得た。
ミュージシャンの1位は、デヴィッド・ボウイで、これもまたボウイの遺産管理団体が彼の音楽出版権を売却したから、
マイケル・ジャクソン、エルヴィス・プレスリー、スヌーピーの作者チャールズ M. シュルツ、絵本・童話作家のドクター・スースらは、この番付の ‘常連’ 。
大きな売却があったわけはなく、それだけ過去の作品がずっと愛され、購入され続けているということだ。
ここ数年の番付には、ホイットニー・ヒューストンやマリリン・モンローが入っていた年があるが、今年は女性不在だった。