ベテランサックス奏者、新編成のトリオでの新作
1970年代中期から活躍を続けているサックス&バスクラリネットプレイヤーのデヴィッド・マレイ。
ベースのBrad Jones、ドラムスのHamid Drakeとの「Brave New World Trio」としてリリースしたのが本作で、この編成でのリリースは初めてである。
もはやレジェンドと呼ぶべき大ベテランであるから、演奏は味わい深いのは当然で、このトリオは和音を出すギター、ピアノがいないこともあってか、メンバーの一音一音が非常に際立っており、アンサンブルは躍動感に富む。
このリズム隊はかなり強力で、デヴィッド・マレイの持ち味であるゴスペル、アフロ的で強靭なサウンドを、ドラムとベースがさらに強化した印象だ。
1.Seriana Promethea
2.Necktar
3.Metouka Sheli (Ballad For Adrienne)
4.Rainbows For Julia
5.Switchin' In The Kitchen
6.Anita Et Annita
7.If You Want Me To Stay
8.Am Gone Get Some
<了>
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