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【JAZZ新譜】ボブ・ジェームス、キャリア60年の集大成的ライヴ FEEL LIKE MAKING LIVE! / BOB JAMES TRIO (2022)

フィール・ライク・メイキング・ライヴ! / ボブ・ジェームス・トリオ

 

80歳を超え、60年のキャリアを重ねたボブ・ジェームスの集大成として、これまでのソロ曲を中心に、フォープレイ時代の人気曲などを含めセルフ・カヴァーした作品。

トリオ編成で、スタジオでライヴレコーディングされたもので、マイケル・パラッツォーロ(bass)、 ビリー・キルソン(ds)というメンバーは、18年に発表したトリオ作品『ESPRESSO』と同じ。

やや意外だったのはエルトン・ジョンの「Rocket Man」のカヴァー。
エルトン自身、2021年の新曲「Cold Heart」で、「Rocket Man」をサンプリングし、そのフレーズをデュア・リパが歌っていて話題になったばかりだ。

このライヴでの演奏はいわば円熟の極みで、丁々発止のスリルはないが、なんせ82歳なのだから当然といえば当然。

それでもフレーズの多彩さはさすがだし、ライヴ録音ならではの躍動感も十分だ。

この作品は音質の良さも大きなウリで、96/24のハイレゾ、5.1マルチ・チャンネルで収録。

CDのほか、Blu-rayやアナログ重量盤など、5形態で発売している。

オーディオファンにも注目されそうな作品だ。

<了>

 

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