おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



King Gnu 常田大希が選ぶ荒井由実時代の名曲「ひこうき雲」

関ジャム 完全燃SHOW 2022年9月25日放映「ユーミン特集」にてコメント

 

この曲に救われ音楽の存在意義を感じた。

 

地元に旭座というレトロな出立ちの映画館があり、そこで映画「風立ちぬ」を観たときに流れていました。
友人を亡くした経験が何度かあり、その喪失感をこの曲に救われたという事がありまして、音楽の存在意義というものを強く感じた曲になりました。

 

曲解説>

「ひこうき雲」はユーミン初期の代表曲。

1973年11月5日に発売された2枚目のシングル『きっと言える』のB面としてリリースされた。

同年のファーストアルバムのタイトルが『ひこうき雲』であり、冒頭を飾る曲であったことから、強い印象を残した。

テーマは「少年の死」。ユーミンの小学生時代の同級生に筋ジストロフィーの男子がおり、卒業とともに別れた彼は4年後に死去した。

ポピュラーソングが「死」をテーマにするのは珍しく、ましてやそれをデビューアルバムの冒頭に掲げるとはかなりの英断と思える。しかし、メロディもコード進行も非常に洗練されており、フォーク的、演歌的な暗さや切なさは希薄であった。その意味で、きわめてユーミン的な楽曲だったと言える。

2013年公開のスタジオジブリ作品『風立ちぬ』の主題歌として採用。

宮崎駿監督は同曲について「力のある歌です。空想で作った歌じゃない、胸にしみるものがあって生まれた歌だと思った」と述べている。