このライブはホットスタッフ・プロモーションの40周年記念イベント“Hot Stuff 40th Anniversary”の第2弾として開催されたもの。
二人ともキャリアは長いが、対バンイベントの開催は今回が初めてだという。
ちなみに会場となった東京・片柳アリーナは学校法人片柳学園が所有しており、日本工学院専門学校蒲田キャンパスにある。
わりと珍しく地下にあり、キャパは約4,000名。
関東在住ではない私は行けなかったのだが、どういうセットリストだったのか、たいへん気になるので、調べてみた。
■ユーミン&Char
Corvette 1954
Night Flight
■Char
TOKYO NIGHT
逆光線
ふるえて眠れ
All Around Me
XQZ ME
Navy Blue
Shinin’You,Shinin’Day
Rainbow Shoes
Smoky
■ユーミン
雨のステイション
ようこそ輝く時間へ
スラバヤ通りの妹へ
届かないセレナーデ
あの日にかえりたい
永遠が見える日
A HAPPY NEW YEAR
埠頭を渡る風
BLIZZARD
-アンコール
■ユーミン&Char
Crossroads
Sign of the Time
恋のスーパーパラシューター(以上メドレー)
DANG DANG
気絶するほど悩ましい
オールマイティー
-Wアンコール
Night Flight
1曲目は「Corvette 1954」
なるほどなあ。
オリジナルはユーミンと来生たかおのデュエットだった。
Charのセットは代表曲のオンパレという感じ。
ユーミンは前半はおとなしめで、後半盛り上げてきた印象。
2曲目の「Night Flight」
これはやるだろうな、とは思った。
2015年にリリースされたCharのアルバム『ROCK+』に収録されており、詞曲はユーミン。
このアルバムはCharのそれまでの活動にさまざまな形で関わりを持ってきた12 人のアーティストをソングライター/プロデューサーに迎えた企画盤。
Char自身はこう語っている。
「一級上、二級上の男の先輩はコワくないけれど、一級上、二級上の女の先輩ほどコワいものはない。昔からそう思ってきました。私は、そういうオネーサンたちに、いつもオモチャにされてきたような気がします。「ロックは男のモノ」の時代に、彼女たちは、とにかく感性が一歩も二歩も我々より先に進んでいて、「この人たちを納得させられるオトコじゃないと、置いていかれる」と思ったものです。ユーミンがその代表格であることは、今も変わりません。今回も、彼女しか持っていない最新のアンテナで私は料理されました。絶対的に昔から変わることのない男と女のすれ違いを詞の世界にちりばめたこの曲。歌唱表現の新たな世界を伝授してくれるとともに、私のなかに隠していた弱さを、強く、優しく、引き出してくれました。」
Wアンコールでも「Night Flight」をやっているけど、こちらはアコースティックセットだったとのことだ。
死ぬまでロックティーンたち。#hot40th#Char#ユーミン pic.twitter.com/KVf8zkQmgD
— 松任谷由実 Official (@yuming_official) 2019年6月23日
<了>