おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也

邦楽

「平成の歌姫」は浜崎あゆみ、という一つの結論について

平成時代におけるカラオケランキング(第一興商・通信カラオケDAM調べ)、歌手別の1位、つまり最も好んで歌われたのは誰だろうか。 AKBグループではないし、ジャニーズ系でもない、サザンでもグレイでもないし、アムロでもない。 正解は浜崎あゆみである。 …

アン・ルイスのベスト盤と大阪ナタデココの話

1980年代、「六本木心中」「ああ無情」などエッジの効いたヒット曲を連発し、一世を風靡したアン・ルイス。 「六本木心中」CD発売から25年となる節目の年に、アン・ルイスが初めて監修したベスト・アルバムがリリースされた。これがなかなか良い企画なのだ。…

ラルク東京ドーム2Days公演セットリスト

結成25周年記念ライブ「25th L’Anniversary LIVE」以来1年8ヶ月ぶりのライブとなる、L'Arc~en~Cielの東京ドーム2Days公演「L'Arc~en~Ciel LIVE 2018 L’ArChristmas」の2日目のセットリスト。クリスマスと冬をテーマにした、かってのライヴにはなかった、…

日本の女優が歌うジャズ 高岡早紀 原田知世

高岡早紀は、80年代の終わりからの数年間に4枚のアルバムを出している。強引にひとまとめで語ると、ちょっとフレンチテイストのあるコケティッシュなポップスで、爆発的にヒットしたわけではないが、評価は高かった。 それから20数年を経て2014年にリリース…

浜田省吾「 I am a father」のMVに今さらながらうるっとくる

最近「家族の感動」を描いたMVやコマーシャルが多いけれど、浜田省吾の「 I am a father」のMVが今見てもしみじみと良い。もう10年以上前の作品だけれど。 主演は時任三郎さん。さすがに芝居がうまい。子役の表情もいい。 この曲は2005年6月8日に発売された…

ミスチル 桜井和寿が歌う『くればいいのに』

「くればいいのに」は2007年にリリースされた、KREVAの代表曲の一つ。私は日本のポップス史上に残る傑作だと思っている。 このクールな切なさ。ヒップホップでありながら、本場アメリカのそれにはない哀愁は、KREVAならではのものだ。 オリジナルでサビのメ…

欧州でも人気の日本人ディスコマスター“T-Groove” 待望の新作『GET ON THE FLOOR』リリース

Yuki “T-Groove” Takahashiこと高橋佑貴は1982年生まれ、青森県出身。ディスコ~ソウル・ミュージックの分野で、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスなど幅広く活躍している。そのサウンドデザインは主に70年代~80年代のディスコ~ソウル・ミュージッ…

ミスチル 桜井和寿が歌う『Bohemian Rhapsody(ボヘミアンラプソディー』

こんなカバーがあるとは、意表を突かれた。 桜井和寿が歌う「ボヘミアン・ラプソディ」。 調べてみたところ、LIVE UFO '95 ROCK OPERA "Acoustic Revolution with Orchestra"でのステージのようだ。 動画にはミスチルの名があるが、これはサザンオールスター…

「R&B界の大坂なおみ」とはなるほど...RIRIのメジャー2作目が素晴らしい

2018年12月4日付毎日新聞夕刊で、音楽評論家の吉岡正晴さんがRIRIの『NEO』を特薦盤に採り上げ、「R&B界の大坂なおみになるかも」と高く評価されていた。知らない人のために書いておくと、吉岡さんは、ことR&Bに関しては日本で随一の知識と見識、審美眼を持…

佐川女子は坂道を登れるか

坂道グループ(乃木坂46、欅坂46)メンバーの写真集が売れに売れているらしい。2018年11月30日のオリコンニュースによれば「第11回オリコン年間“本”ランキング2018」のジャンル別「写真集」TOP10内に9作がランクイン。 1位 306,767部「乃木坂46写真集 乃木撮…

miwa、藤原さくら、大原櫻子、Rei......アコギ女子大活躍

日本のアコギ女子(ギター弾き語り系)の系譜において、2004年のYUIのデビューは大きなエポックだったと思う。 今はロックバンド・FLOWER FLOWERのボーカリスト兼ギタリストとして活動中。 キャリアが長い印象もあるが、まだ31歳である。 必ずしも彼女の影響…

佐野元春が書いた松田聖子の曲

これもずいぶん古い話になってしまったので、若い人は知らないかもしれない。1984年11月にリリースされた松田聖子の19枚目のシングル『ハートのイヤリング』がそれである。 そもそも佐野元春の名前ではリリースしておらず、Holland Roseという筆名だった。こ…

X JAPAN Toshlの「チキンライス」にやられた

「チキンライス」は“浜田雅功と槇原敬之”名義で2004年にリリースされた曲。作詞:松本人志で、貧しい少年時代の暮らしと親を思う気持ちを「チキンライス」をモチーフに描いている。かなり、うるっとさせてくれる曲だ。 これをToshlがカバーした。MVに登場す…

竹内まりやとトム・スコットとリー・リトナー

竹内まりやがデビュー40周年ということで、初期の作品がリマスターされボートラを加えて発売されている。まずデビューアルバム『BEGINNING』。1978年の作品。 1. グッドバイ・サマーブリーズ2. 戻っておいで・私の時間3. 夏の恋人4. 輝くスターリー・ナイト5…

DA PUMPの紅白出場は荻野目洋子のリベンジである

昨年(2017年)荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」が再注目され、リバイバルヒットとなった。 www.youtube.com そのきっかけになったのは、言うまでもなく女子高生たちのバブリーダンス。聴き比べるとわかるが、オリジナルよりもテンポを速くしている。 www…

私にとっての50代ナンバーワン女性アーティスト

J-POPの女性歌手に何故か50代が少なく、むしろ60代が元気。 竹内まりや 1955年生まれ/63歳矢野 顕子 1955年生まれ/63歳 松任谷由実 1954年生まれ/64歳中島みゆき 1952年生まれ/66歳 すごい顔ぶれ。いまもみな現役バリバリ。枯れた印象はほとんどない。 …

仲井戸“CHABO”麗市が語るロックの深く濃いウンチク

仲井戸“CHABO”麗市さんがMCを務め、2015年に放送されていたBSジャパンの音楽バラエティ番組『ON THE ROCK!』ロックバーで熟年のロックファンが熱く語り合うというのがコンセプトだった。ゲストは述べ24人。Char、村上“ポンタ"秀一、金子マリ、鮎川誠らミュ…

JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)Wrecking Ball JOY-POPS 35th Anniversary Tour

2000年に解散した “The Street Sliders”のデビュー35周年企画として、ハリーと蘭丸、つまり村越弘明と土屋公平がJOY-POPSとしてツアーを行った。 フロントマンだった二人が同じステージに立つのは何と18年振り。正直、もうないだろうと思っていたファンも多…

アースシェイカーとMARCYとアン・ルイス

関西出身のハードロックバンド、アースシェイカー(EARTHSHAKER)が『THE STORY GOES ON』をリリース。1983年のメジャーデビューから35周年を記念しての作品だ。元メンバーのキーボードプレイヤー永川敏郎も全面参加している。 このバンドの持ち味である、キ…

Charaの客演が光るLUCKY TAPES「dressing」

2014年6月に結成されたソウル色の濃いポップバンド。フジロックにも出演経験があり、ライブの生きの良さには定評がある。今年2018年のEP「22」でメジャーに進出。そして10月メジャー・デビュー・アルバム「dressing」をリリースした。洒脱で都会的な、つまり…

イエモンが新曲「天道虫」配信、アルバム15枚のストリーミングもスタート

新曲「天道虫」は福本伸行原作の麻雀ドラマ『天 天和通りの快男児』の主題歌。主演は岸谷五朗。 ミュージックビデオは10月中旬に台湾の市場で撮影されたそうで、イエモンらしいスリリングで猥雑な映像に仕上がっている。 www.youtube.com また、本日(11月9…

シンガーソングライター玲里の父親は、日本屈指のキーボードプレイヤーである。

玲里は2011年にデビューアルバム「KISS AND FLY」を発表。 2018年9月19日に、セルフ・プロデュースアルバム第二弾となる、4thアルバム「Emotional Armor」をリリースした。 凛とした歌声、どこか懐かしさを感じるメロディが魅力。アレンジも多彩で飽きさせな…

ROTH BART BARONのサードアルバム『HEX』リリース

ROTH BART BARON (ロット・バルト・バロン) は、三船雅也と中原鉄也による2人組のロック・ユニット。2014年、1st Album『ロットバルトバロンの氷河期』をアメリカ・フィラデルフィアで、2015年、2nd Album『ATOM』をカナダ・モントリオールでレコーディン…

宇多田ヒカルが、サプライズリリース!

宇多田ヒカルが、新進気鋭のアジアン・ラッパー3名をフィーチャリングしたシングル「Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix)」をデジタル/ストリーミングでサプライズリリースした。 国内ツアー“Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018”スタ…

1985年、4つの「卒業」

斉藤由貴と菊池桃子。どちらも80年代を代表するアイドルであることはいうまでもない。 斉藤由貴のデビューは1985年2月。曲は「卒業」。詞は松本隆、曲は筒美京平という超ヒットメーカーの手による作品だ。 そして同年同月、菊池桃子も「卒業-GRADUATION-」を…

山本彩のソロの名曲「ヒトコト」

山本彩がNMB48を卒業し、同時にアイドル活動を辞め、今後はシンガーソングライターとしてステージに立つという。 もし「ソロ」としての彼女の力量に疑いを持つ人がいたら、このパフォーマンスを見て欲しい。彼女の自作曲ではないが、2016年10月26日にリリー…

レベッカnokkoとTWICE、三浦大地 「I Want You Back」

私がnokkoの歌のうまさを痛感したのは、レベッカの作品の作品よりも、むしろこちらの楽曲。 いわずとしれたジャクソン5の名曲「I Want You Back」である。 最初はクレジットを見ないまま聞いていて、 このマイケルに近い歌声のシンガーは誰なんだと。 これは…