おとのほそみち

行きかふ歌も又旅人也



DA PUMPの紅白出場は荻野目洋子のリベンジである

昨年(2017年)荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」が再注目され、リバイバルヒットとなった。 www.youtube.com そのきっかけになったのは、言うまでもなく女子高生たちのバブリーダンス。聴き比べるとわかるが、オリジナルよりもテンポを速くしている。 www…

スティーリー・ダンのフォロワーたち #1 Samuel Purdey (Suchmosもイチオシ!)

紅白歌合戦への初出場が決まったSuchmos。 かつてJ-WAVの番組「THE KINGS PLACE」で彼らがナビゲーターを努めていたとき、Suchmos一押しの名盤を紹介するコーナー「Suchmos The Essence」があった。 そこで“死ぬほど聴いた”と紹介されていたのが、Samuel Pur…

シカゴの辣腕ブルースマンによるストーンズのカバー 「Chicago Plays The Stones」

The Rolling Stonesの音楽のベースにあるのは、言うまでもなくR&Bである。2016年にリリースした『Blue & Lonesome』は彼等が敬愛し尊敬するブルースのカバーアルバム。若きストーンズがバンドとしてのキャリアをスタートさせたロンドン西部にあるブリティッ…

私にとっての50代ナンバーワン女性アーティスト

J-POPの女性歌手に何故か50代が少なく、むしろ60代が元気。 ※2018年11月時点 竹内まりや 1955年生まれ/63歳矢野 顕子 1955年生まれ/63歳 松任谷由実 1954年生まれ/64歳中島みゆき 1952年生まれ/66歳 すごい顔ぶれ。いまもみな現役バリバリ。枯れた印象は…

仲井戸“CHABO”麗市が語るロックの深く濃いウンチク

仲井戸“CHABO”麗市さんがMCを務め、2015年に放送されていたBSジャパンの音楽バラエティ番組『ON THE ROCK!』ロックバーで熟年のロックファンが熱く語り合うというのがコンセプトだった。ゲストは述べ24人。Char、村上“ポンタ"秀一、金子マリ、鮎川誠らミュ…

JOY-POPS(村越弘明+土屋公平)Wrecking Ball JOY-POPS 35th Anniversary Tour

2000年に解散した “The Street Sliders”のデビュー35周年企画として、ハリーと蘭丸、つまり村越弘明と土屋公平がJOY-POPSとしてツアーを行った。 フロントマンだった二人が同じステージに立つのは何と18年振り。正直、もうないだろうと思っていたファンも多…

日本のロック・ミュージシャンによるT.Rex 追悼企画アルバム 吉井和哉、村越弘明らが参加

リリースは2017年9月。 生誕70年没後40年を迎えたマーク・ボラン追悼企画。 ぶっちゃけ、それほど売れるとも思えないが、よくリリースにこぎつけたものだ。 T.Rex Tribute ~Sitting Next To You~ presented by Rama Amoeba アーティスト: ROY (THE BAWDIES)…

ロック・レジェンドの50周年記念盤が次々と3 ジミ・ヘンドリックス『Electric Ladyland』50周年記念盤

日本盤はCD3枚+Blu-ray1枚ヴァージョン。CD1は、オリジナル・アナログテープからマスタリング・エンジニアのバーニー・グランドマンが新たにリマスタリングしたオリジナル・アルバムを収録。CD2は『At Last...The Beginning: The Making of Electric Ladyla…

ロック・レジェンドの50周年記念盤が次々と2 ストーンズ『Beggars Banquet』50thアニヴァーサリー・エディション

LP + 12インチ・シングル + ソノシートをセットしたアナログ版。アルバム本編はボブ・ラドウィックが新たにリマスター。それをアビイ・ロード・スタジオでラッカー盤にカットし、180g重量盤LPに収めています。12インチ・シングルには、ステレオ版とは大きく…

ロック・レジェンドの50周年記念盤が次々と1 『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』

まず。『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』50周年記念スーパー・デラックス・エディション。全曲の新ステレオ・ミックスと5.1サラウンド・ミックスに加えて、同時期にレコーディングされたデモ、同作のレコーディング時に残されたセッション・レコーデ…